2023
– パティスリーミルティーユ
– シール
– Package
町の洋菓子店のブランドイメージに合わせて、ショコラのパッケージデザインを手掛けました。
バレンタインに販売率が上がる商品なので、女性客に魅力を感じてもらえるよう手書き風のイラストを取り入れ、親しみやすく温かみのあるデザインに仕上げました。
また、販売員が包装時にリボン結びをしていた手間を簡略化するため、パッケージデザイン自体をシンプルにすることで作業効率を向上させています。
さらに、従来はショコラの箱に封入されていたリーフレットの情報(フレーバーの説明や、WebサイトにアクセスできるQRコードの情報)をパッケージ自体に掲載することで、カードを封入する手間を省き、包装作業の負担を軽減することができました。
デザイン前の包装では、リボンがけやキャラメル包みを行い、既製品の包装紙を箱に合わせて毎回カットして使っていました。
また、箱の中にショップカードを入れる手間があり、そのカードにはQRコードが付いており、Webサイトのショコラフレーバー一覧ページにアクセスできる仕組みでした。
デザイン後は、リボンがけをなくし、シールを貼るだけでおしゃれに仕上がるようにしました。
これにより、100 個のリボンがけで約50分かかっていた作業時間を約16分40秒に縮める※ことができました。
※ 作業にかかる実際の時間は作業者のスピードや慣れ具合によって異なります。
上記の計算は1回ごとの作業時間を計測し、その値から100回の場合の作業時間を割り出しています。
キャラメル包みは箱のサイズに合った包装紙に変更し、ショップカードはシールにQRコードを組み込むことで、カードを入れる手間を省きました。
これにより、効率的でスマートな包装を実現しています。
追記:2024年 一定数の方々がショップカードを保管している傾向を意識し、そのニーズに応える形でカードをパッケージに封入するアイデアを再提案。
お客様の動向を反映させることで、パッケージ全体のクオリティがさらに向上しました。